2009年12月6日日曜日

第25回 NAHAマラソン(2009.12.6)


『走るあなたが主役です』 
【太陽と海とジョガーの祭典】NAHAマラソンに参加してきました! 



NAHAマラソンの特徴でも(Run&Walk 牧野コーチ談) 
・国際通りは2車線だったり、ひめゆり通りを抜けて最初の5kmまでは 
道も狭く序盤はほとんど走れない 
・完全に交通規制がされない(車が通る可能性もある 
・那覇市特有で平地がほとんどなく、小さなアップダウンが多い 
・沖縄の気温だとすぐに汗をかいて脱水症状になりやすい 

初マラソンということで、特に30kmから脚が持つかの不安もありましたが、 
当日は案外落ち着いていて、沖縄の祭りなので楽しむことを第一に、 
そしてトレーニングの成果が出るよう気合いを入れていくことにしました。 

スタートの合図があるも、スタートラインに立ったのが10分前後。 
1万前後で10分、そう考えると最終組は30分も走れずに時を待つんですね。。。 

周りのペースが遅く感じるので、 
序盤から人の合間を潜り抜けては前へ前へ(完全に気持ちが先走ってますね; 

その気持ちを落ち着かせて、 
自分のペースで走り始められたのは沿道からの応援でした。 

途絶えることのない声援。前を見ても横を見ても暖かく応援してくれる人がいます。 
那覇市民やボランティアの方々、給水所以外でもたくさんの人がいてランナーを見守っていてくれます。 
[ちばりよー(頑張れ)]という横断幕を持って応援してくれる方もいました。 

黒糖の甘味 塩のしょっぱさ 梅のすっぱさ 全てが走るエネルギーとして蓄えられました。 
小さい子供にもらったせっかくもらったバナナ、 
皮を剥いた瞬間に落としてしまったりとか(ごめんなさい; 
手の込んだオニギリ、沖縄ソバまで食べられるとはビックリしました!!! 
自分は少しのタイムロスを防ぐために、走りながら沖縄ソバを食べたりとか(笑 

そんな、そんな感動のドラマが数々と広がっていくんです。 

難なく21km地点に到着し1時間50分を計測していた。 
思った以上にスピードを上げていることに気付いたが、 
とりあえずそのままペースを保ち続けることに。 

ポイントになるのは30km以降。海が見えて風も心地よく感じるはずが、 
平坦になって気付いたのが完全に足を使い切ってることに気づく; 
この30kmを超えてからの未知の領域、足が重くなり辛さを感じてくる。。。 

それでも脚を止めるということは絶対にしない。 

『頑張れ~っ!』という声援が何よりも励みになり、 
ハイタッチをしてくれる人には最大の勇気をもらった。 
手を差し伸べてくれて声援を送ってくれる人には、欠かさずハイタッチ! 

ついには、レース中に感極まって涙がボロボロと。。。 
よく、初マラソンは走り切った感動で涙を流すと聞きますが、 
レース中に泣きながら走っている人はまれじゃないでしょうかw 

この暑い中、汗を欠いて塩分が不足しているにも関わらず、 
泣きながら走っていたら余計に塩分が消費しちゃいますね(笑 

34km付近 あと7km、あとたった7km走り切れば完走!!! 
その、あと○kmで完走という文字を頭に何度も過ぎらせながら走る。 

なんだかんだで残り5km、ペースを上げようにも 脚のほうがついていけない状態に; 
コールドスプレーを持って立って声援を送ってくれている方にお世話になったり、 
どうにか、どうにか最後の1kmの看板がみえるところまで辿り着く。 

時計針を見る限りサブ4を狙える十分な時間が残っている。 
そして最後の550メートルからは、サブ4狙いの人がラストスパートを掛けるので、 
その流れに乗りトラックに入ってからは自分も猛ダッシュを仕掛ける。 
トラック内でゴボウ抜きをするのがかなり気持ちよく、 
ゴールラインに辿り着いたときには、 
全ての実力を出し切ったと満足に浸り小さなガッツポーズ。 

その結果。。。 
スタートラインからのタイムは、参考記録で3:57:43と、 
目標にしていたサブ4を達成しました!!! 
順位は2491/35000位と上位10%以内に入ることも達成!!! 

ツアー参加者でサブ4達成は自分だけで大きな拍手をもらい、 
くすぐったい気持ちもありましたが、最高な喜びにもなりました。 

フルマラソン完走、サブ4達成というステータスを手に入れ、 
また次はさらに大く目標を立て、これからもトレーニングを続けていこうと思っています。